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今日も朝からあいにくの雨です。しかも風が強い。やはり昨日も朝から雨でした。これではせっかく「自転車通勤」を宣言したにもかかわらず、天候に拒否されています。性格から3日坊主になりがちな私の背中を天候が後押しをしています。現状で良いということでしょうか(笑) 人間の精神というものは弱いものだと思います。私の3日坊主は極端だとしても継続していくと言うのは大変難しいものと思っています。「禁煙」にしても、「禁酒」にしても、ダイエットにしても習慣化できるまで続けられればどうって事無いのでしょうけれど、実際はなかなか続かない。 企業経営にしてもそう!コンサルの現場では「よし!ではそれをやりましょう」とか「いい考えです。ルール化しましょう」といった言葉をよく耳にします。しかしながら、その実行の段になると1週間ともたない。結局、元のぬるま湯的な状況に戻ってしまう事が多々あります。本当に精神力が弱いというか、情けないというか。もっとも支援するコンサルタント(私も含めて)にも原因はあるのでしょうが...。 この精神力の弱さを前提に、いかに続けていくかという方法はいくつかあります。よく使われているのは無理の無い目標を細かく設定し、それをマイルストーンとして歩み続けていくやり方です。禁煙で言えばまず本数を減らしていく。ダイエットだと1週間ごとに目標となる体重を掲げ、それを目指しメニューをこなし、徐々に減っていく体重を心の支えにして継続していく。経営の現場で言えば、具体的なアクションプランを策定し、マンスリーだとかクウォーターといった期間ごとに、やはり具体的な目標(できれば数字化したい)を掲げ、推進していくのだ。 これでもダメなら、もう精神修養しかない。自分自身の精神力を鍛え直す必要がある。私は独立して8年が経とうとしています。起業したことがある方は共感して頂けれると思いますが毎日が一喜一憂の連続です。もちろん「喜」であれば良いのですが、せっかく順調に事業が立ち上がってきたと思うと突然、積み上げてきたものを崩すような危機が起こる。なんとかそれを乗り越えると新しい事業のあり方が見えてくる。だが、それもまた崩されていく。そんな連続です。 築いてきたものを崩されると「もうダメだ」と思ってしまいます。その度に「よくここまで頑張った。もういいんじゃないか」と自分を解放し、サラリーマンに戻ることを考えます。 そんな時、京セラの稲盛和夫氏の言葉を思い出します。「成功する人としない人の違いは粘り強さと忍耐力。壁に突き当たった時、突破できないものと初めから決めてかかる人は失敗する。つまり努力をするのだが。あるレベル以上はしない。こういう人は壁に突き当たった時、ごく体裁のいい口実を見つけて努力を止めてしまう」。 やはり、経営者として、さらには人格者として大先輩の言葉には深みがある。一旦やる以上成功したい。そう考える人はこの言葉を思い出して下さい。 とりあえず私は天候を言い訳に「自転車通勤」を断念することなく、頑張っていきたいと思います。来週は晴れ間が多いようです。