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今日も良い天気です。 自転車の方も好天が続いておりましたので、かなり走りこめました。 とは言っても日ごろの運動不足ため1日走ったら次の日は休みといった具合で楽しんでいます。 走っている時間はだいたい30分~1時間程度です。私が住んでいる横浜・鶴見からですと東京方面に向かって走り、川崎から多摩川辺りまで行き、帰ってきます。 往復するとこの位の時間になります。これで自転車で事務所までは行ける自信がつきましたが、はたして帰りに気力が残っているかが不安です。もう少し走り込みを続け、体力をつけたいと思います。 さて、本日はある新規事業を立ち上げている会社の担当役員の方と打合せをしていました。この事業はIT絡みと言う訳ではありませんが、このご時世ですから、日々、状況が変わり、経営判断に困っています。さらにその変化を受け、方針を変え、部下を動かしています。 当然、私どもは経営コンサルタントといってもその関連として販売促進企画や販促品の制作や手配もやっていますので、外部の業者であることは変わらず、その度に右往左往することもしばしばです。 そんな状況で彼は「このようなドックイヤーの世の中、スピードについていくには朝令暮改はしょうがない。いや、むしろそうしなければ勝ち抜いていけない」と豪語しています。 最近、「朝令暮改は良しとすべし!」という風潮があります。確かにこのような刻々変化する状況に適応していくためには、陳腐化してきている戦略に固執することはかなり危ない賭けとなりかねません。その判断の遅れにより、「撤退」の時期を読み間違え、瀕死の重症になってしまうケースは多々あります。私が所属していました日本LCAの当時のトップも朝礼朝改も状況により重要とその大切さを説いていました。 しかし、この「朝令暮改」がかえって組織にダメージを与えているケースも多々存在します。つまり、部下が上司の転々とする指令に振り回され、疲弊してしまうのです。 もう一度この「朝令暮改」を考えてみたい。ここで打ち出す「令」は様々な状況をシミュレーションし、目標や戦略、方針といったもので、そこにはキチンとゴールが見ている事が必要条件と思います。ゴールが見えていれば現状も冷静に判断でき、その対応策として適切な判断としての「改」が出せます。しかし、これ無しに「朝令暮改」するのは単なる現状に流されているとしか言えないのです。だから、指令を出す者が状況に流されているものだから、下の者も見えないゴールを追いながら対応していくものだから精神的なストレスがたまり、疲弊してしまうのです。 部下を指導していく者はしっかりとして考えを持った上で、状況の変化に適応した朝令暮改を行っていってください。