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先週の話になりますが、25日の夕刻、妻から1通のメールが届きました。内容は「TBSの「イブニング・ファイブ」で大川くんが紹介されている」というものでした。大川くんとは14歳の男の子で以前、ブログでも取り上げさせて頂きました。彼は先天性の難病で、3歳から口から食物を摂取でず、生体移植をしなければ命すら危険でした。そこで早速、私も事務所でテレビをつけてみました。
番組は父親から腸を移植する大川君の様子を追ったものでした。彼は意外なほど明るく振舞っていました。強い子です。さすがに手術直前ともなると緊張したのか、イライラし始め、余裕が無い表情となっていました。
手術は成功。その後、大川君は医者の予想を上回るほどの回復振りで、番組の最後にはお粥を食べるシーンに移りました。以前を固形物を食べると吐いてしまっていました。それが画面に美味しそうにお粥が入ったお椀をむさぼっている彼が写ったのです。吐くことも無く、「美味しい、美味しい」と食べていました。さらに彼はお粥に塩を振ってみました。彼にとって「味覚」は未知の世界のです。だから塩のしょっぱいという感覚は想像もつかないのです。
塩を振ると「ただでも美味しいけど、塩を振るともっと美味しい」と塩のしょっぱさをとても嬉しそうに味わっていました。
私たちは当たり前の事を当たり前として生きています。そのことに関して「神に感謝しろ」とか宗教くさい事を言うつもりはありません。しかし、漠然と何事にも感動しないで生きている方は、きっと損をしているではないかと思います。日々の生活を大事に生き、些細な事を喜ぶ人生を送れば、きっと大きな喜びも手に入るのではないでしょうか。
※従来のデータ元のリンクつきのものは別のブログへと移行します。 コチラをクリックして下さい!! 30日(月) 9月の鉱工業生産
9月の自動車生産・輸出台数
フランツ・カフカ賞授賞式 ⇒初めて「変身」を読んだ時、かなり衝撃だったのを思い出されます。
31日(火) 9月の完全失業率など他労働関係指数
日銀展望レポート ⇒従来の姿勢は大きく崩さないと予想できますが、どの程度強く踏み込んだ内容になるかに 注目です。 (今後の金利政策等に大きく影響を及ぼすと思われます)
9月の家計調査
11月1日(水) 10月の財政資金対民間収支
9月の税収実績
10月の新車販売台数
2006佐賀インターナショナル・バルーンフェスタ ⇒私の友人も仕事(広告・販促や町おこしのイベントなど)で気球を上げています。 ご興味がある方はお問合せ下さい。
2日(木) 沖縄県知事選告示
10月のマネタリーベース
3日(金) 日本国憲法公布60年
4日(土)
5日(日)
本日、午前中にお客さまの社長と情報交換も含めた打合せを行いました。 この方が社長をしている会社はある業界の法人向けに商品を販売するという代理店業務が主要事業です。大きく分ければ卸売業となるのでしょう。
その社長と当業界の事を話していたところ、この先10年の市場を見ると縮小傾向にあるとの認識で一致しました。この市場は顧客のニーズからすれば商品が既に完成されており、今後新たな付加価値を加えていく事は難しいのです。よって、他社との差別化を行える点が「価格」になってしまい、このままでいれば、市場が縮小するスピード以上に業績が下がってしまう可能性が高く、手をこまねいているとジリ貧へと転落していく事が予想できるのです。しかし、業界の各社のトップは現在、厳しいながらも十分にやっていけているので、分かりつつも変革への対応の優先順位は低く、具体的な行動としては表れてこないのが現状なのです。
この社長は余力もまだ残っており、他社が十分な準備をしていない今だからこそ、最初の一歩を踏み出さなければと考え、日々、忙しく動かれていらっしゃいます。
この文章を読み、「そうなんだよねぇ~」と実感されている方も、「まだそんなレベル。うちの業界はそんな状況は終わり、次のステージに移っているよ」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。先日、日経新聞の記事を見ていましたら卸売業が今後の取り組み課題として挙げたものは「商品ラインナップの拡充」といった従来の対応ではなく、「メーカー的存在へポジショニングを変えていく」と答えた方の方が多かったそうです。 これは「既存メーカーの商品そのものでは付加価値を感じてもらえず、現場発想の商品開発を行い、付加価値を高めよう」とする考えに加え、「自社ブランド(PB)であれば粗利率も高く、価格競争にも耐えられる」との発想から出てきたものではないかと推測しています。
もちろん他にもお客様を満足させていく方法はあると思います。例えば「モノ+サービス」の提供。つまり有形のモノと無形のサービスを融合し提供していく。簡単な話であれば「問題解決能力」です。これは以前より卸売業者がやってきた「売り場の提案」や「商品構成の提案」といったものも含まれます。ただ、時代的なニーズはこれだけでは顧客は満足しないでしょう。もう少し、相手の会社の業務に突っ込んだ解決能力が必要になっています。
メーカー的な存在にしても、新たなるサービス(付加価値)開発にしても容易くできるものではありません。苦難の連続が想像できます。しかし、これに取組んでいかなければ業際が無くなってきている市場では通用しなくなってきています。
改めてかつて流行った言葉を思い出されます。「問屋無用論」を。卸売業者の経営陣は企業の存在価値をもう一度、冷静に見極める必要があるのではないでしょうか。
23日(月) イラクのシャハリスタ石油相が甘利経済産業大臣と麻生外務大臣と会談
24日(火) 携帯電話の番号継続制度の開始 ⇒私自身は余り携帯電話に頼らない生活をしていますが、それでも他社に移りたい衝動に 駆られる事があります。 そういう時、番号が変わってしまって面倒であると歯止めがかかったのですが...。 こんな私でも消費者として選択肢が増えることを喜びつつ、マーケッターとしてどのように 対応するかをシミュレーションしながら動向を見ていきたいと思います。
25日(水) 教育再生会議 ⇒昨今の「いじめ問題」も含め、学校の役割とは何かを一人の父親として考えます。 当然、教育は他人任せではいけない。 自主的な行動とそれを支えていく身近な者の責は大きい。 しかし、人間ですから所属する組織の環境は多大に影響を及ぼします。 将来の日本をどのような国にしていきたいか、まさにそんなテーマで熱い議論をして欲しい。
26日(木) イノベーション25戦略会議 ⇒昨今、「イノベーション」という言葉がよく使われます。 先日、テレビをみていたところ自民党の平沢勝栄氏が内閣府副大臣に就任し、 その担当分野を紹介していました。 その1つにこの「イノベーション」があり、本人も「何がイノベーションか分からない」と 言っていました。 そのこと自体が問題かどうかと議論する前に、政府が国民に対し「イノベーション」という あいまいな、そしてどこか耳障りが良い言葉でごまかして良いのでしょうか。 政治家は横文字など使わず、もう少し分かり易い、国民が一様にイメージできる言葉を 用いて欲しいと思います。 ちなみに私はこの言葉に大学1年の時、「外国書購読」という授業で出会いました。 当時、経済英和辞典で調べましたら「(技術)革新」と訳されていました。 その後、ドラッカーやシュンペーターの本を読み、その言葉の深みを知り、 好きな言葉となりました。 しかし、それはあくまでも「経営コンサルタント」という特殊の職業人が感じるもので、 一般の方であればそうは感じないはずです。
9月の企業向けサービス価格指数(日本銀行のHP)
27日(金) 9月の全国消費者物価指数(総務省のHP)
9月の商業販売統計速報(経済産業省のHP)
民主党代表の小沢氏が中国に訪問 ⇒補選で全敗を喫した民主党の代表がこの時期に、この国を訪問することは興味深い。 果たして、具体的な成果を持ち帰り、再び求心力を高めることができるでしょうか。
28日(土)
29日(日) 欧米のサマータイムが終了 ⇒日本でもしばしば、問い質された「サマータイム」制度の導入。 クールビズですっかり影を落としてしまいました。 長時間労働が好き(?)な日本人には時間的なものより、 肉体的な楽な策に魅かれるのでしょうか。
本日の午前中に病院に行ってきました。今年の春に人間ドックを受け、再検査の項目があったものを忙しさにかまけ、自覚症状も無かったため、今までほっときました。 ようやく最近、セルフマネジメントの重要性を痛感しており、予約を取って受診してきたのです。 結果としては、特に問題なしと言う事でホッとしています。医者の話から推測すると、やはり最近乗り始めた自転車効果で運動不足が解消されてきた事と酒量を減らしたのが良かったようです。毎日に積み重ねが大切と改めて実感しました。
この事は経営にも当てはまります。毎日の地味な改善努力が積み重なると必ず良い結果が出てくるものです。但し、キチンと自分の会社のドック(診断)をして、何が問題となっているのか、課題なのかを見極め、その解決手法を明らかにしておくことが前提となります。なぜなら、正しく現状を判断しないと改善努力が間違った方向で行われ、無駄になるだけでなく、場合によっては余計に悪化することもあるからです。つまり足の骨が折れているのに、「私は足腰が弱い」と判断し、激痛の中、自転車に乗るようなものです。その結果、治療を遅らせるだけでなく、立てなくなってしまう危険すらあるのです。
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禅語に「平常心是道」(びょうじょうしんぜどう)という言葉があります。これは「道を極めようとするなら、当たり前の事の積み重ねの上にのみ成り立っている」という意味です。
日々の改善努力に疲れてしまったら、是非この言葉を思い出し、口ずさんでみて下さい。